たまには原稿など

とある映画業界誌から原稿依頼を

受け、構想を練る。

テーマは戦争ということで、ふと思い立ち、18年前に作家として参加した

ドキュメント番組を久しぶりに見る。

テレビ宮崎で制作した「陽炎ーある台湾植民地兵の叫びー」

と題されたテレビドキュメントだ。

主人公の名は林水木(みき)さん。

旧植民地化の台湾で捕虜監視員として16歳で派遣され、

上官の命令により捕虜をビンタしたところ、それが罪に問われ

海外の孤島や巣鴨刑務所で計11年の服役を余儀なくされる。

しかし彼らには日本人のように軍人恩給の受給資格さえ認められず、

林さんは出所し、以降数十年間国を相手取り、一人で戦う。

という話です。

僕は構成だけではなく、現場に何度も足を運び、

インタビューからさせてもらっただけに、戦争がいかに簡単に個人を

ひねりつぶしていくかをまざまざと知りました。

林さんは残念ながら亡くなりましたが、あれから18年、

もう一度彼のことを書こうと思います。

今回戦争について原稿依頼を受けたのも、そのためなのかもしれませんね。

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