文明開化、ファッションとアート @横浜美術館

井伊直弼が、1858年に独断で日米修好通商条約を結んでしまい、その後、タイヘンな事が次々と起きるのはサテ置き・・・。そういう事とはほぼカンケーなく、横浜には西洋文化がどんどん入ってきて、町は一変。海外に日本文化を送り出す玄関口となった。

その中でも、特にファッションにスポットを当てた、横浜らしい展覧会だった。日本人は器用だな〜と思ったのは、西洋風のドレス。

それまでの服は、着物や浴衣のようにペチャンコだったのが、西洋風にちゃんと立体的に作ってある。さらに、日本の刺繍や染めものの技術を取り入れて、西洋人が喜びそうなデザインになっている。

アール・ヌーボー(新しい芸術)という考えを提案したサミュエル・ビングは、ちゃっかりと横浜に店を出しているから、本場日本であれこれ作って、大儲けしたに違いない。

一方、京都で輸出用の壷を作っていた宮川香山も横浜に呼び出され、関東の土でもつくれる真葛焼横浜焼)を考案する。明治の洋装と言えば鹿鳴館だから、ジョサイヤコンドルなんかも出てくる。

浮世絵の女性も英語の勉強してるし〜、やることがいっぱいの面白い時代だった。なによりも、たくさんの服が美しく、お客さんも熱心に眺めていた。

横浜美術館から、南に徒歩10分、JR桜木町を越すと、突然のように昭和の町になる。この町にあるぴおシティB1の立ち飲み「石松」に行ったら休み。横のやきとりビアホール「あきよし」に落ち着く。中生が400円(黒生も)、ちょっとレトロで☆☆の店(食べ物がうまくない、2人で5千円)。帰りは一本、爆睡で赤羽へ。

(真ん中は通常展示、東山魁夷「樹」。右が「あきよし」)