就職活動やってました。

マッキーがいた養護学校では、高校2年生になると『就職活動』というものもやっていました。担任の先生や進路指導の先生達と職安通いをしていたものです。ですが、マッキーの障害が重かったので、いくつもの企業から「採用は無理」と言われていました。また密かに「大学まで行きたい」とも思っていたのですが、ちょうどその頃親父が急死したので、大学への道を諦めたのです。

当時のマッキーは、『地域での暮らし』なんて少しも考えていなかったから、施設に入る事で母ちゃんを安心させると思っていたのです。母ちゃんにとっては安心だったと思っていましたが、マッキーはハッキリ言って施設生活はイヤでした。『管理者と利用者』と言う形だったので、いつも職員さんと対立していたものです。マッキーがまだ若かったから、そんな事も平気でやっていました。

ある入所者からは「大人しくしていろ」って言われていました。一人の人間として生きているのに、なんで職員の目を気にしないといけないのかと思っていたのです。だから対立していたものだと思っています。彼女もいましたが、栄養士だったので他の職員さんとあまり変わりませんでした。ただ、買い物とかはその栄養士に頼んでいたのです。あの頃マッキーがハマッテいた芸能人は『工藤静香』だったので、CDが発売されると「買って来て」と良く頼んでいました。苓北には当時レコード屋がなかったから本渡市内まで行かないと買えなかったからです。その栄養士もマッキーと同じぐらいに『工藤静香』の歌が好きだったようで、マッキーに「CD聞き終わったら私にも貸して」と言っていたので、嫌がる事もなく貸していました。